2008年5月3日(土)
SFセミナー2
・実際のAR研究について
最近、現実のAR研究者から声をかけられて
いろいろ話すことが多いが正直ちょっと困っている
私はエンターテイナーであって未来予想屋じゃないので
「あくまでフィクションを作ってる立場ですよ」と念押ししてから話してる
そもそも、実際にこれやろうとするといろいろ不具合がでるだろうなぁ
と予想して、その不具合のところに面白い話のネタがあると思って
作ったので、実際にやろうとしてる人と話すのは気まずいw
コイルの企画を考え始めたころはウィンドウズ2000が出るか出ないかのころだったが
そのころはグラボに変なドライバを入れると不具合が結構出て
たとえばマウスを早く動かすと、軌跡にカーソルのカケラみたいなものが残ったりした
そういうのが空間で発生して、集めたら面白いだろうなぁと思った
電脳メガネが存在したら、必ず「正しくない使い方」をする人がでてくる
それはまず子供たちだろう、と
イレギュラーな使い方をすることによって生まれる不具合や失敗に面白さがある
・アニメの表現力
私にとっては現実の人間を描くのも仮想のロボットを描くのも同じ
どちらも「脳内映像を表現する」という意味で同じ
アニメはある意味で実写を超える、とか言うと危ない人扱いされそうだがw
現実の女の子より脳内の理想の女の子のほうが可愛いように
脳内映像は現実の映像を超えるものだ
アニメは一時、現実を完全再現しようという方向に流れたが
実写より優れた脳内映像の再現を目指すべき
あるとき作画していて監督に「それはどんなレンズで撮ってるの?広角?望遠?」
みたいなことを聞かれたが、あえて言うなら「水晶体」
実際はそれに脳内補正がかかった脳内映像だが
さらに、脚本を書く行為も脳内映像をどう表現するか
という意味で私にとっては同じこと、脳の同じところを使ってると思う
コイルで押山くんに
「アニメーターに戻って新しいエフェクト描いてくださいよ」
と言われたが、
「これ(脚本)が僕の新しいエフェクトです」
と答えたw
・これからのSF
最近、SFは全盛期を過ぎたのでは?みたいな感じもあるが
前の話のSF=サイエンスフェチ理論で言えば、SFが盛り上がったころは
「全盛期」ではなく「発情期」w
今は倦怠期だけど、また発情期が来ると思う
・そろそろ時間なので、最後に次回作についてなど…
それは時間がないのでやめときましょうw
以上です
最後の次回作の話は、取りようによっては「企画はあるけどまだ話せない」
ようにも聞こえました
あとものすごくどうでもいいけど終わって秋葉原まで歩いてる途中で
ホンダのCBR1100XX(おばちゃんが乗ってたバイク)を見ました

